早稲田環境研究所では、自動車のアフターマーケットにおける環境とビジネスの融合を目標として昨年12月に設立された「自動車アフターマーケット高度化コンソーシアム」主催の第1回環境対応セミナーを、9月30日に開催すると発表した。
テーマは「リサイクル部品の活用と企業の動向」で、講師には早稲田大学環境総合研究センター准教授の小野田弘士氏、早稲田環境研究所副主任研究員の中嶋崇史氏、オリックス自動車社長室シニアマネジャー島井淳志氏、イードリーマー代表取締役CEO山下亮氏、富士火災海上保険担当者を迎える予定としている。
早稲田環境研究所では、超小型電気自動車ULVを使った観光ツールや広告媒体の研究開発を行っているほか、早稲田大学環境総合研究センター、自動車リサイクル部品販売団体協議会グリーンポイントクラブ、地球健康クラブと共同で、リサイクル部品活用時やエンジン洗浄・オイル交換時のCO2削減量を算出するデータバンク機能「W-ターミナル」の構築などを手がけている。
同社が幹事・事務局を務める自動車アフターマーケット高度化コンソーシアムでは、このW-ターミナルを活用して環境配慮行動を提唱する「エコ☆モ活動」などを展開している。セミナーについては、今後も整備工場のネットワーク構築やエコドライブの推進、最新の政策動向などをテーマに、来年3月まで合計6回を開催する予定だという。
開催時間は13時30分から16時30分までで、会場は早稲田大学大隈講堂近くの早稲田社会教育センターとなる。定員は30名、参加費用は1万円。参加申込は早稲田環境研究所ホームページ上で受け付けており、締切は9月22日17時00分までとなっている。
早稲田環境研究所URL
http://e-wei.co.jp/