クライスラーグループが、2012年に発売すると伝えられる新型ダッジ『バイパー』。そのプロトタイプが米国のディーラー関係者に、極秘に披露されたとの情報をキャッチした。
米国の複数メディアが報じたところによると、クライスラーグループは14日、米国の販売店関係者を集めた特別内覧会を開催。会場にはクライスラー、ジープ、ダッジ、ラムの4ブランドから、合計17もの新型車が用意されていたという。
その中の隠し玉が、新型バイパーのプロトタイプ。内覧会では、クライスラーグループのセルジオ・マルキオンネCEO自らが、新型バイパーを披露する力の入れようだったとのことだ。
新型バイパーに関しては、生産を終了した現行バイパーの8.4リットルV10を引き続き搭載。ただし、フィアットが誇る「マルチエア」テクノロジーが導入され、環境性能が追求される見込み。
また、ハンドリングに関しては、フィアット傘下のフェラーリがアドバイスを行うとの情報もある。2012年に登場する新型バイパーには、期待してよさそうだ。