【国際物流展10】デンソー、10年ぶりにトラック用電気敷毛布を発売

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デンソーが10年ぶりにトラック用充電式電気敷毛布を本格的に発売することになった。商品名は『しくぬっくII』。快適な温度設定機能により、ドライバーの疲れをケアし、走行時に蓄電するという環境にも優しい商品だ。

実は、同社は20年前にも同じような商品を販売していた。ところが10年前、製造を委託していた会社の理由から販売を中止。しかし、販売店や事業者からの根強い声があり、三洋電機と共同開発し、復活させることにした。そして、昨冬のテスト販売を経て、今冬から純正品としてディーラーで販売する。

ただ、この毛布は通常の電気毛布のように暖かくない。それには秘密があった。「通常の電気毛布は最初のうちは暖かくていいですが、だんだんと暑く感じるようになり、終いには暑くてスイッチを切ってしまうでしょう。この毛布は暑くもなく寒くもなくという、ちょうど安眠できる範囲に温度を設定しているのです。それが、触ってもそれほど暖かくない温度なんです」と同社関係者は説明する。

とりあえず今冬は1万枚が目標で、毎年数量を増やしていきたい考えだ。さらに、第2弾として、乗用車用で膝掛けぐらいの大きさのものも販売する予定。

《山田清志》

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