日産、EV急速充電ネットワーク開発でスペインの電力最大手と協力

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急速充電中のリーフ(写真は横浜の日産グローバル本社前)
急速充電中のリーフ(写真は横浜の日産グローバル本社前) 全 2 枚 拡大写真

日産自動車は9月22日、スペインの電力最大手エンデサとEV用の急速充電ネットワークを共同開発すると発表した。

両社は、スペイン全土を網羅する直流急速充電器のネットワーク構築に向けて共同開発に着手する。直流急速充電は電気自動車(EV)の急速充電器の規格として国際的に認められているCHAdeMOに準拠する。急速充電ネットワーク開発と同時に、日産の親会社であるルノーは、エンデサの親会社であるイタリアエネルと交流急速充電技術の開発に取り組む。

日産は、スペイン南部アンダルシア州マラガでのスマート・シティ・プロジェクトや、スペインのカタルーニャでの急速充電器デモ・プロジェクトに参加する予定。

また、日産はEVの『リーフ』を使ってエンデサの急速充電器の利用を検証するほか、エンデサとのEVプロジェクトの開発過程で得られる電力供給の効率性について参加企業と情報交換する。

マラガのスマート・シティ・プロジェクトでは、1万1000世帯、300社を対象に、太陽光と風力発電の利用拡大や、リチウムイオン電池を利用した街灯やビル内の温度調節のエネルギー貯蓄の可能性について検討しており、日産も参画してEVの活用についても検証する。

《レスポンス編集部》

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