メルセデスベンツ Sクラス、初の4気筒エンジン…燃費世界一の高級車

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S250CDI ブルーエフィシェンシー
S250CDI ブルーエフィシェンシー 全 3 枚 拡大写真

ダイムラーは23日、欧州向けのメルセデスベンツ『Sクラス』に、4つの新エンジンを搭載すると発表した。

中でも最も注目できるのは、『Cクラス』や『Eクラス』用の4気筒ターボディーゼルエンジンの採用だ。Sクラスの60年以上に渡る歴史において、初の4気筒エンジンとなる。

この4気筒エンジンは、「S250CDIブルーエフィシエンシー」グレードに搭載。排気量は、大型サルーンのSクラスにとっては少なく、2143ccしかないが、2ステージターボを組み合わせることで、最大出力204ps/4200rpm、最大トルク51kgm/1600-1800rpmを獲得する。

環境性能の高さが、このエンジンの特徴。アイドリングストップや最新世代のコモンレールダイレクトインジェクションなどの採用により、欧州複合モード燃費17.54km/リットル、CO2排出量149g/kmを達成する。0‐100km/h加速は8.2秒、最高速は240km/hと、パフォーマンスにも不足はない。

S250CDIブルーエフィシエンシーのドイツ価格は、19%の付加価値税込みで、7万1876ユーロ(約810万円)から。ダイムラーは、「世界で最も燃費のいいラグジュアリーサルーン」と自信を見せている。

《森脇稔》

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