【パリモーターショー10】仏自動車誌、iPhoneアプリで公式ガイド…報道向けも

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仏オトプリュス誌によるiPhone/iPod touch用アプリケーション
仏オトプリュス誌によるiPhone/iPod touch用アプリケーション 全 4 枚 拡大写真

フランスの自動車誌『オトプリュス』は22日、パリ・モーターショー公式ガイドの『iPhone』/『iPod touch』用アプリケーションを、iTunes storeで配布開始した。ダウンロードは無料で、言語はフランス語と英語。

画像:iPhoneアプリ用パリモーターショー公式ガイド

各メーカーの名前をクリックすると、個別の解説や写真、ビデオが閲覧できるほか、開場時刻・入場料・パビリオン見取り図・アクセスといった基本情報も盛り込まれている。

プロ向けのページも開設されており、こちらは9月30日から始まる報道関係者公開日における各メーカーのプレス・コンファレンスの開始時刻が確認できる。

また、別売りで「オトプリュス」記者による、見どころ解説オーディオガイドも1.59ユーロ(約180円)でダウンロードできる。

参考までに「オトプリュス」の本誌は、週刊の自動車誌。中綴じで、価格は1.9ユーロ(約210円)。イタリアを本拠とする出版社のフランス法人「モンダドーリ・フランス」が1988年から発行している。公的機関調べによる1号あたりの発行部数は約29万6000部。読者数は約234万5000人である。ニューモデル速報や試乗記のほか、車検、中古車、レジャーまで、幅広い記事内容が特徴だ。速度違反取締り機の設置地点情報もフランス人ドライバーの間で定評がある。

なお、2年前の2008年には、未発売の新型ルノー『メガーヌ』の情報を不正に入手したとして、記者が産業スパイ容疑で拘留される事件があった。

「オトプリュス」は現在もフランスの自動車誌の中ではトップクラスの人気を維持しているものの、2年前に100近くあったページ数は現在、広告減などにより号によって70数ページにまで減少している。

今回のiPhone/iPod touchへのアプローチは、6月に伊『クアトロルオーテ』誌が『iPad』版配信を開始したのとともに、欧州自動車各誌がたとえ即座に安定したビジネスモデルを確立できなくても、生き残りの道を模索していることを表している。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

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