VW米国新車販売、ゴルフ が好調…9月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
ゴルフGTI
ゴルフGTI 全 5 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンオブアメリカは1日、9月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万9943台で、前年同月比は14.9%増。2か月ぶりに前年実績を上回った。

画像:VWの米国主力モデル

主力の『ジェッタセダン』は、新型の納車が10月末に開始される影響もあって、前年同月比3.7%減の8450台と、5か月連続の前年実績割れ。その一方で、『ジェッタワゴン』(日本名:『ゴルフヴァリアント』)は、新型発表の予定がないことから、193.5%増の2319台をセールスしている。

また、『ゴルフ』シリーズも引き続き人気で、前年同月比252.9%増の1934台をセールス。このうち、09年12月に追加された『GTI』(『ゴルフGTI』)が、835台を占めた。

SUVの『ティグアン』は、前年同月比49.7%増の1326台を販売。クライスラーからOEM供給を受けるミニバン、『ルータン』も33.9%増の1206台と好調だ。

一方、これまで好調だった『パサートCC』は、9月は2132台にとどまり、前年同月比は6.9%のマイナス。モデル末期の『ニュービートル』も、39%減の1012台と落ち込んだ。

フォルクスワーゲンの今年1〜9月米国実績は、前年同期比20.6%増の19万2690台。フォルクスワーゲンオブアメリカのマーク・バーンズCOOは、「新型ジェッタの受注は好調。VW全車に占めるTDIの比率も、過去2番目に高い27%に達した」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. 加藤製作所、新世代ラフテレーンクレーン「SL-250RV」発売…油圧伸縮起伏ジブ採用
  4. 【プジョー 208 新型試乗】新ハイブリッド搭載で、俊敏なハンドリングがより際立つ…島崎七生人
  5. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る