ホンダは、スモールカーの『フィット』をマイナーチェンジして10月8日から発売開始した。
今回のマイチェンでは「資質の進化」と「価値の拡大」を目指し、ベースモデル「13G」「13L」の燃費性能や使い勝手を向上するとともに、上級グレードの「15X」と、走行性能を追求した「RS」のそれぞれの個性を強化した。
13G、13Lは、空気抵抗を低減し、燃費向上にも寄与する、洗練された新しいエクステリアデザインを採用した。燃費は24.5km/リットルとし、ECONモードの採用で実用燃費の向上を図った。スムーズな駐車を支援する、スマートパーキングアシストシステムも設定した。
上級グレードの15Xはクロームメッキを施した専用フロントグリルやリアライセンスガーニッシュを採用し、上質感を追求した。ブラウン基調の専用シート表皮やクロームメッキ加飾、高輝度メタリック塗装の採用で質感の向上も図った。1.5リットル「i-VTEC」エンジンのトルクを活かしたCVTセッティングと、吸音・遮音性能の向上で静粛性の向上を図った。
RSは、ブラック×オレンジの専用シート表皮や本革巻スポーツタイプ・ステアリングホイールなどの採用で、スポーティーイメージを高めた。サスペンション、EPS、エキゾーストシステムを専用セッティングしたほか、6MTを初採用し、CVT車にはパドルシフトを標準装備した。
価格は13Gスマートセレクションが135万円。