ホンダ インサイト 改良…上級路線で フィットHV と差別化

自動車 ニューモデル 新型車
インサイトは内装、足回りの質感を向上させ、上級グレードとしてフィットHVとの差別化を図る
インサイトは内装、足回りの質感を向上させ、上級グレードとしてフィットHVとの差別化を図る 全 16 枚 拡大写真

ホンダは、ハイブリッドカー『インサイト』を一部改良して10月8日から販売開始した。

写真:質感を向上させたインサイト

インサイトは、発売当初は好調な販売を続けていたが、トヨタの『プリウス』投入後は、売り負けして販売の苦戦が続いている。ホンダは、スモールカーで159万円からの『フィットハイブリッド』を同日から発売、インサイトが担ってきた廉価版ハイブリッドの看板はフィットハイブリッドに譲るため、インサイトを改良して装備を充実、フィットハイブリッドと売り分けていく戦略だ。

今回の改良ではサスペンション特性を見直し、操縦安定性と乗り心地の向上を図った。エアコンアウトレットとドアライニングにシルバー加飾を施し、センターパネルのデザインを変更、内装の質感向上も図った。

また、Gには、マップランプとアームレスト付センターコンソールボックスを追加装備した。LとLSにはクルーズコントロール(照明付ステアリングスイッチ付)とウォッシャー付間欠リアワイパー(リバース連動)を標準装備して装備を充実した。

LSには15インチアルミホイールを標準装備し、燃費を30.0km/リットルに向上したほか、本革巻セレクトレバーも標準装備し、本革シート&専用インテリア(運転席&助手席シートヒーター付)をメーカーオプションで設定した。

このほかメーカーオプションのホンダHDDインターナビシステムについて通信費無料で各種情報サービスを気軽に利用できるリンクアップフリーに、多彩なルート配信が可能なインターナビ・ルートとエコアシストの機能を同時に採用した。

価格は最廉価グレードのGは189万円と据え置きにしたが、LとLSはそれぞれ2万円アップした。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る