乗用車の平均車齢、高齢化にブレーキ…エコカー補助影響で

自動車 ビジネス 国内マーケット

自動車検査登録情報協会が14日まとめた「平成22年版 わが国の自動車保有動向」によると、2010年3月末現在の乗用車の平均車齢は7.56年となり、17年ぶりに低い伸びになった。エコカー補助金などで車齢13年超の車の廃車が進んだためと見られる。

車の平均車齢は、国内で走行している車の新規登録からの経過年数を示すもので、人間の平均年齢に相当する。

乗用車の平均車齢は2006年3月末が6.09年、07年3月末が7.09年、08年3月末が7.23年、09年3月末が7.48年と毎年平均0.19年延びてきた。10年3月末の平均車齢は09年3月末にくらべ0.08年の伸びとなり、ここ数年の伸びの半分に縮小した。買い替え補助金などによる代替促進で、車の高齢化にブレーキがかかった格好だ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る