追突で押し出され、横断の小学生直撃

自動車 社会 社会

12日午前7時30分ごろ、滋賀県大津市内の県道で、信号待ちをしていた乗用車に対し、後続の乗用車が追突。押し出された被追突側のクルマが横断歩道を渡っていた小学生の女児3人をはねる事故が起きた。この事故で女児を含め、5人が軽傷を負っている。

滋賀県警・大津署によると、現場には押しボタン式の信号機があり、当時は近くの小学校に登校するために女児が横断していた。乗用車は信号待ちで停車していたが、そこに減速しないまま進行してきた後続のクルマが追突。押し出された弾みで、横断していた女児を次々にはねた。

この事故で小学6年生(11〜12歳)の女児3人が打撲などの軽傷。被追突側のクルマを運転していた同市内に在住する78歳の男性と、同乗していた60歳の男性も頚部打撲などの軽傷を負った。警察は追突してきたクルマを運転していた同市内に在住する24歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は大津市柳川付近で、片側1車線の緩やかなカーブ。調べに対して男性は「前を見ていなかった」などと供述しているようだ。

事故が起きた県道は京都方面へ抜けるために交通量が多い。横断側が押しボタン式の信号機ということもあり、運転者側には「通過できる交差点」と認識されているようで、以前にも同様の追突事故が発生しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る