古河電工、スマートグリッド開発強化…研究所を新設

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古河電気工業は、スマートグリッドなどに関係した送配電技術や通信技術の開発体制を強化するため、10月16日付けで研究開発本部の環境・エネルギー研究所の一部とファイテルフォトニクス研究所の一部を集約し「パワー&システム研究所」を新設する。

地球温暖化による環境問題から、電力関連市場はスマートグリッドの活性化、超電導など次世代技術の加速が見込まれている。同社はグループ内で情報を共有化し、スマートグリッド関連事業のグループ戦略を策定・提案するとともに、関連プロジェクトを推進する組織として「スマートグリッド新事業推進室」を今年8月に設置した。

今回新設するパワー&システム研究所はスマートグリッド新事業推進室が策定した戦略、重点的に取り組む新事業の企画・提案を受けて、研究開発を促進するため設置する。

内部組織として「スマートエナジー開発部」「パワープロダクツ開発部」を平塚事業所内に、「超電導応用開発部」を千葉事業所内に設置する。社内やグループ会社に分散している技術を集約・融合して開発力を強化し、新製品の開発を促進する。

今回の研究開発本部内の機能集約に伴って「環境・エネルギー研究所」は「環境・エレクトロニクス研究所」に名称を変更し、同時に「放熱・実装技術開発部」「コンポーネンツ技術開発部」「高分子技術センター」「海洋エネルギーグループ」「有機分析グループ」を設置する。

《レスポンス編集部》

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