【Fニッポン 第6戦】予選…ロッテラー降順

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
オートポリスの予選、出走前には笑顔も見せていた前戦優勝者・大嶋和也。マシンの状態は走るにつれて「良くなっていった」と、まずまず以上の好感触だ。ラッキーなポール獲得で選手権得点1を追加、明日の決勝では連勝を狙う
オートポリスの予選、出走前には笑顔も見せていた前戦優勝者・大嶋和也。マシンの状態は走るにつれて「良くなっていった」と、まずまず以上の好感触だ。ラッキーなポール獲得で選手権得点1を追加、明日の決勝では連勝を狙う 全 2 枚 拡大写真

赤旗中断となり、大半の選手がタイムアタックする前に終了してしまった、フォーミュラ・ニッポン第6戦オートポリスの予選最終セッション(Q3)。しかも規則のアヤで、赤旗の原因をつくったアンドレ・ロッテラー(トムス・トヨタ)が1位に---。予選後のパドックは大いに紛糾した。

しかし、19時38分に暫定予選結果の“改定版”が発表され、ロッテラーは「赤旗提示等の原因となったドライバーはペナルティを科せられる場合がある」という規則によって、5番グリッドへとダウン。大嶋和也(トムス)が繰り上がりでポールポジションを獲得し、2〜4位に平手晃平(インパル・トヨタ)、石浦宏明(チームルマン・トヨタ)、ロイック・デュバル(ダンディライアン・ホンダ)が並ぶこととなった。

ここで気になったのは、ロッテラーの“落としどころ”。Q3に進んだ8人のうち、ある程度まともなタイムが出ていたのは、タイムを取り消されたロッテラー以外では大嶋だけ。平手、石浦、デュバルは試走レベルのタイムが赤旗前に記録されていたが、6〜8位の3選手は、ロッテラーの出した赤旗によってノータイム状態を強いられた。だが暫定結果改訂版では、ロッテラーが依然としてその3人より上位(5位)にいる。

これに対し、さらなる紛糾も予想されるところではあったが、20時30分に正式予選結果が発表され、先の改訂版のとおりの順位で決着。とにかく明日の決勝レースは、九州地区のファンのためにも“すっきりした好バトル”の実現を願いたいものだ。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 「逆輸入車」がアツい!? 報道で米国トヨタ車に脚光、3列SUV『グランドハイランダー』に国内からも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る