旭化成ケミカルズ、シンガポールでS-SBRを生産…省燃費タイヤ需要増

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旭化成ケミカルズは、シンガポールに溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S-SBR)製造プラントを新設する。

環境規制の強化や自動車の燃費を気にするユーザーの増加で、世界的に省燃費タイヤの需要が拡大している。S-SBRは、タイヤの安全性能を確保しながら省燃費性能を同時に向上させる省燃費タイヤの材料に適しており、需要が急速に拡大している。

今回、需要の拡大と顧客のニーズに応えた供給体制の拡充を図るため、シンガポールのジュロン島テンブス地区にS-SBR製造プラントを建設する。

新プラントは2013年6月稼働する1期が年産5万tで、2013年前半を目途に稼働を計画している第2期としてさらに年産5万tを計画している。

同社は現在、川崎工場と大分工場でS-SBRを生産している。国内の生産能力は年産14万t。

《レスポンス編集部》

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