旭化成ケミカルズ、シンガポールでS-SBRを生産…省燃費タイヤ需要増

自動車 ビジネス 企業動向

旭化成ケミカルズは、シンガポールに溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S-SBR)製造プラントを新設する。

環境規制の強化や自動車の燃費を気にするユーザーの増加で、世界的に省燃費タイヤの需要が拡大している。S-SBRは、タイヤの安全性能を確保しながら省燃費性能を同時に向上させる省燃費タイヤの材料に適しており、需要が急速に拡大している。

今回、需要の拡大と顧客のニーズに応えた供給体制の拡充を図るため、シンガポールのジュロン島テンブス地区にS-SBR製造プラントを建設する。

新プラントは2013年6月稼働する1期が年産5万tで、2013年前半を目途に稼働を計画している第2期としてさらに年産5万tを計画している。

同社は現在、川崎工場と大分工場でS-SBRを生産している。国内の生産能力は年産14万t。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セナのF1マシンにインスパイア、12台限りのロータス『エミーラ』が公開…IAAモビリティ2025
  2. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
  3. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  4. 「可愛い」とは何なのか? スズキ『アルトラパン』CMFデザイナーが語る「可愛いの多様化」に応える色とデザイン
  5. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る