ルノースポール、日本市場は世界3位

自動車 ビジネス 国内マーケット
ルノースポール国際マーケティングマネージャーのジャン・カルカ氏
ルノースポール国際マーケティングマネージャーのジャン・カルカ氏 全 5 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンが23日におこなった『ルーテシアゴルディーニRS』の発表会で、ルノースポール国際マーケティングマネージャーのジャン・カルカ氏は2010年の販売状況について、非常に好調に推移していると語った。

「9月末の時点で去年に比べ+72%でした。3年前は世界で1万台の販売だったのに対し、2010年の終わりには3万3000台の予定です」(同氏)

また、日本の輸入車市場においても、「2009年には16位だったのが、2010年においては現在9位、トップテン入りを果たしているのです。しかも、この好調の成果は『メガーヌRS』を導入していない状況での結果なのです」という。その要因として、特に『ルーテシアRS』の好調を挙げた。

「ルーテシアRSの販売台数を世界中で見ると日本は3位。9月末の時点で366台販売しているのです。ちなみにドイツは260台でした」

ルノージャポンでは「フレンチタッチ」、「トレンディ」、「スポーツ」をコンセプトとした「FTS戦略」を掲げブランドの訴求をおこない、好調な販売を続けている。2011年初頭にはメガーヌRSを投入し、販売の約2割を占めるルノースポールモデルを拡充、販売戦略の柱とするねらいだ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  2. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  5. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  6. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  7. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  8. 新型アコードに搭載、進化したハイブリッド「e:HEV」が示すホンダの未来【池田直渡の着眼大局】
  9. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る