【ITS世界会議10】3Dマップと安価な地図更新が特徴の韓国ナビアプリ

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M&SOFTブース
M&SOFTブース 全 12 枚 拡大写真

地図データベース(DB)やナビゲーションアプリを提供するソフトウェアベンダーがM&SOFT。

【画像全12枚】

デジタル地図とナビアプリの分野では第一の企業であり、ヒュンダイやキア向けに純正ナビゲーションを提供しており、マイタック(台湾)やアルパインといったPND/カーナビハードメーカーもパートナーとして名を連ねている。ナビ以外にも、地域ポータルやテレマティクス、ロジスティクスなど、位置情報をコアにしたコンテンツ・DBを幅広い分野で提供している。

M&SOFTのカーナビゲーションアプリのブランド名は「GINI」と名付けられ、会場には同アプリ搭載のマイタック製PND『Mio』などが展示された。最新版アプリは『GINI 3D V Version』で、その名の通り3Dマップが最大の特徴。建物だけでなく地形も再現されており、特に高い視点からの俯瞰表示はかなりリアル。同社のマネジメントプランニングチームのSong Hee-Jungs氏は「実走による綿密な調査でデータを集め、3次元へのモデリングをおこなっている。GINI 3D V Versionの韓国内最新バージョンの“V2”搭載のPNDは40万ウォン(約2万9000円)で、韓国では最も高い価格帯となるが反応は上々だ」という。

また同社のナビアプリを採用しているPNDには専用の接続ソフトウェア「スマート・コネクター」が同梱されており、メモリーカード経由でGPSの移動軌跡をアップロードすることで道路と渋滞データベースがM&SOFTのサーバーに蓄積される。データ更新頻度は「およそ3か月」(Song氏)とのことで、ユーザーは最新の地図データと蓄積渋滞データが手に入るというメリットがある。

渋滞情報は、デジタル放送のデータ伝送に乗せられる公共系交通情報サービスの「TPEG」とを組み合わせることで、さらに精度の高いルート案内が可能だという。同社のナビではPND本体に通信モジュールを搭載する例はまだなく、あくまでもメモリカードを経由したPCからのデータアップロードとなる。

Song氏によれば「スマートコネクターは購入から1年間は無償での利用が可能、以降は年間2万ウォン(1450円)の費用がかかる」という。通信ではないという不便さはあるが、年間1450円で最新地図が手に入ると考えるとユーザーのコストメリットは大きそうだ。

《北島友和》

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