【SEMA10】ヒュンダイ、フラッグシップのカスタムを一挙3台

自動車 ニューモデル モーターショー
ヒュンダイ/マンブレス、レガント・エクウス
ヒュンダイ/マンブレス、レガント・エクウス 全 16 枚 拡大写真

ヒュンダイモーターアメリカは2日、ラスベガスで開幕したSEMAショーに、今秋北米で発売されたフラッグシップセダン『エクウス』のカスタムカー3台を出展した。

[写真3車種16点]

1台目は『レガント・エクウス』。マンブレス・マーケティングのモデルは、カーボンファイバーのボディキットを装着し、V8エンジンはターボチャージャーとエクゾーストで450hpへとパワーアップ。足元には大径ディスクと6ポッドキャリパーで強化されたブレーキで、22インチホイールを履いている。インテリアにもモバイルスペック社とパイル社のAVシステムが組み込まれる。

ヒュンダイのSEMAショーカーを手掛けて3年目となるリース・ミレン・レーシングの『RMRシグネチャー・エディション・エクウス』はカーボンファイバーをボディ上部に張り合わせた下部をレッドブルレーシングのイメージカラーにペイントしたツートーン仕上げのボディにはRMRオリジナルのエアロキットが装着、エンジンはインテークとエクゾーストで30hpアップが図られ、パワーアップに併せてブレーキは大径14インチディスクブレーキで強化、HRE社製の21インチアルミホイールで足元を決める。インテリアはオーストリッチとスウェードに張り替えられ、高級感とスポーティさと演出する。

カスタマイズされたセレブの愛車を数多く取り上げてきたラグジュアリー系カスタムカー&ライフスタイルマガジン『DUB』が初めて手掛けるエクウスはTIS社製のモジュラー大径24インチホイールを履き、専用ボディキットとメッシュグリルが装着されたボディはグロスブラックとマットチャコールのツートーンカスタムペイントが施される。

ヒュンダイ・エクウスはメルセデスベンツ『Sクラス』やBMW『7シリーズ』、アウディ『A8』といった欧州プレミアムセダンやレクサス『LS』等をライバルとするヒュンダイのフラッグシップサルーンで、北米での販売価格は5万8000ドル(約475万円)から。

ヒュンダイはSEMAショーに『ソナタ・ターボ』や『ジェネシスクーペ』をベースにしたカスタムカーも出展しているが、エクウスを3台出展することで同社がプレミアム市場を強く意識しているのが伺える。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る