日立三好副社長「レアアース、今年度は影響がでない」

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2010年度第2四半期決算説明会
2010年度第2四半期決算説明会 全 1 枚 拡大写真

日立製作所は2日、2010年度第2四半期決算の説明会を行った。その席上、三好崇司副社長は中国が輸出を制限しているレアアースについて、「いろいろな製品に使っているので、大きな懸念が出てきた」と述べた。

ただ、現在はグループ各社に在庫があるので、すぐに部品の供給がストップするという状況には陥らないそうだ。同社では急遽、調達本部の中にレアアース、レアメタルの状況を把握する部隊を設置。グループ各社の状況、交渉の状況などを調査し、グループ全体で対応していく方針を決めた。

また、これまで取引のあった商社と連携を密にしながら、レアアースの調達を進めていくという。「今後は地域の拡大を含めて、リサイクルにも積極的に取り組んでいきたい」と三好副社長は話し、中長期的にはレアアースを使わない製品の開発を進めていく考えを示した。

《山田清志》

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