2日午前7時5分ごろ、長野県箕輪町内の中央自動車道上り線で発生したトラックの単独事故現場で、交通規制の準備を進めていた道路会社の職員に対し、後ろから進行してきた別のトラックが突っ込む事故か起きた。この事故で職員2人が死傷している。
長野県警・高速隊によると、現場では午前6時40分ごろにトラックの単独事故が発生。車線を塞ぐ状態となったため、NEXCO中日本の職員2人が出動。車線規制の準備を進めていたところ、後ろから進行していたトラックが突っ込んだ。
2人は次々にはねられ、このうち33歳の男性が頭部強打で死亡。29歳の男性が頭部や腰などの骨折で重体となった。警察はトラックを運転していた岐阜県大垣市内に在住する25歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
現場は箕輪町中箕輪付近で、片側2車線の直線区間。約15分後には事故を目撃し、約100m後方で停止していた乗用車に後続3台が追突する事故も発生している。