マツダは、防府工場(山口県防府市)の累計生産台数が900万台を達成したと発表した。
防府工場は1982年9月に生産を開始して以来、28年2か月で900万台に到達した。2008年11月に生産開始した現行型『アクセラ』(海外名『マツダ3』)が好調な生産をけん引、800万台から900万台までの100万台増は2年5か月の短期間で達成した。
同社は11月5日、防府第1工場で累計生産900万台記念式典を開催、マツダの内田成明防府工場長は「直近の100万台は、その達成に向けて、厳しい外部環境の中でも、従業員をはじめとした関係先各位が一丸となってさまざまなモノ造り革新に取り組んできた。この勢いをさらに加速させ、1000万台を目指してまい進したい」と述べた。
防府工場の現在の生産能力は年間48万1000台。第1工場でアクセラ、第2工場で『アテンザ』(海外名『マツダ6』)とアクセラを生産している。