ニッパツ中間期決算…自動車向け好調で経常利益が約20倍

自動車 ビジネス 企業動向

ニッパツが発表した2010年9月中間期の連結決算は、経常利益が前年同期の約20倍の162億4700万円となった。国内の自動車生産が堅調で主力の懸架ばねやシート受注が伸びた。

売上高は前年同期比28.4%増の2278億2700万円と大幅増収。懸架ばねやシートの受注が好調に推移したほか、精密部品事業も国内外で好調だった自動車生産とHDDの需要拡大が影響した。

収益は、売上げ増に加えて、徹底したコスト削減の効果で営業利益が前年同期の13億6100万円から165億1600万円と大幅増益。当期純利益は94億4500万円と前年同期の10倍以上になった。

通期業績見通しは、為替レートが期初予想よりも円高だが、自動車関連の受注が堅調なため、売上高が同11.3%増の4500億円、営業利益が同70.3%増の320億円、経常利益が同81.5%増の320億円、当期純利益が同84.6%増の190億円に上方修正した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る