【新聞ウォッチ】APEC開催、厳戒警備に新兵器もお目見え

モータースポーツ/エンタメ 出版物
セレナ新型。戒厳下の横浜で発表会
セレナ新型。戒厳下の横浜で発表会 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2010年11月9日付

●住宅異業種対決、次世代派遣争い、トヨタVSパナソニック(読売・10面)

●世界の自動車大手、業績回復、日本勢、円高の荒波、韓国、欧州勢、新興国に浸透(朝日・9面)

●スカイマーク国際線へ、14年度めど、A380を国内初導入(朝日・11面)

●日産「セレナ」全面改良、ミニバン競争過熱(朝日・11面)

●電気自動車長く走れます、産総研とトヨタ、リチウムイオン電池常温で製造、小型化も可能に(毎日・22 面)

●APEC横浜、警備に新装備、続々投入(東京・26面)

●クルマが売れない、補助金切れ重く(日経・11面)

●いすゞ、純利益6.2倍、新興国向けトラック好調(日経・15面)

ひとくちコメント

横浜市で開催中のアジア太平洋経済協力会議(APEC)の警備にハイテクの新兵器が相次いで導入されているという。きょうの東京などが社会面で報じている。それによると、神奈川県警は会場がある「みなとみらい地区」に面した横浜湾で、日本初の実用配備となる「自律型無人警戒艇」を使って不審物の探索を開始した。

無人警戒艇は全長約3m。リモコンで遠隔操作できるほか、あらかじめコンピューターにセットしたプログラムでも24時間探索が可能という。カメラや水中ソナーを備え、海水が濁っていても水深約80mまで異物を感知できる優れもの。

また、検問の際に車両底部の不審物を発見する新装置も登場。路面に設置され、車が通過すると車底部をスキャナーで読み取り、装置と連動したパソコンに画像が送られて不審物を見つけることができる。

従来は警察官が車両の底部をのぞき込んで警備に当たっていたが、新装置を使えばその手間が省ける。検問時間を短縮し、渋滞緩和と安全確保の一石二鳥という。

検問は横浜周辺ばかりでなく、直結する首都高などでもひんぱんに実施されており、首脳会議が終わる14日までは、横浜周辺を走るドライバーは、新兵器での車両チェックに遭遇する可能性もある。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  4. スズキ『クロスビー』改良新型、内外装を刷新…215万7100円から
  5. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る