日鍛バルブ、国内の設備投資を再開

自動車 ビジネス 企業動向

日鍛バルブは、企業の基礎体力強化のため、神奈川県秦野市の本社工場に2年間で6億円の設備投資を実施すると発表した。評価装置、テストマシン、ラボラトリーなど研究開発関連設備の充実を図る。

同社はリーマンショック後の自動車需要の低迷で業績が悪化、前期の国内投資はゼロに抑えた。今期は業績が本格的に回復しているため、国内での設備投資を再開する。

「秦野本社工場再整備計画」と名づけたプロジェクトは、ラボラトリーの整備と充実、秦野本社工場での新しいものづくりの基礎固め、企業環境の変革と人材の意識改革の3つを目的に、秦野本社工場に集中的に投資する。

研究開発に求められるエンジン各種の評価装置、テストマシンなどの整備を拡充するほか、生産コンセプトである「セイ流生産化」をより具体化するための取り組みを進める。さらに、生産管理力にも注力し、製造ラインに工程管理用のIT機器を配置、生産計画対実績をタイムリーに監視できるシステムも設ける。

《レスポンス編集部》

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