光岡自動車は11日、フラッグシップセダン『我流(ガリュー)』をフルモデルチェンジして発表した。河村賢整副社長は「ささやかな数ではありますが、永年ご愛顧いただく根強いファンもいます、ニッチマーケットを守って楽しいクルマを提供したい」と述べた。
新型ガリューはベース車両をこれまでの『フーガ』から『ティアナ』に変更。新型ガリューは、ティアナをベースにフロントマスクとトランク周辺をクラシシカルに変更し、全長は4980mmと、ティアナの全長4850mmから100mm拡大している。
ティアナに切り替えることで価格も、2.5リットルモデルが368万円、3.5リットルモデルが528万4000円と、フーガをベースとした従来の価格2.5リットル456万7500円から約100万円引き下げられた。
光岡自動車の工場全体の生産体制は年間500台程度で、ガリューでは月5〜10台程度の生産を見込む。