ホンダ インスパイア、最高の衝突安全性評価…NHTSA

自動車 ビジネス 海外マーケット
アコード(日本名:インスパイア)
アコード(日本名:インスパイア) 全 2 枚 拡大写真

米国ホンダは11日、2011年モデルの『アコード』(日本名:『インスパイア』)が、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)の衝突安全テストにおいて、最高評価の5つ星を獲得したことを明らかにした。

NHTSAの衝突安全テストは、前面フルラップ56km/h、側面62km/h、横転テストの3種類で実施。それぞれのテスト結果を星の数で5段階評価し、総合評価を決定する。

今年10月、NHTSAは2011年モデルから導入する新しい衝突安全テストの内容を公表した。例えば、ダミー人形は従来、運転席側のみに男性サイズを載せていたが、今回から助手席側に女性サイズも載せる方式に変更。また、側面衝突テストではポール衝突を採用するとともに、衝突防止技術の評価も行うこととした。結果、評価が厳格化し、これまで5つ星だったモデルも、今後は5つ星獲得が困難になると見られていた。

そんな中、アコード(日本名:インスパイア)は総合評価で5つ星を獲得。前面衝突では運転席の男性、助手席の女性ともに最高評価の5つ星、側面のポール衝突でも5つ星に輝いた。

ちなみにNHTSAは10月、この新方式テストで行った最初の33車種の評価結果を公表。最高評価の5つ星だったのは、BMW『5シリーズ』とヒュンダイ『ソナタ』のみ。トヨタ『カムリ』は3つ星、日産『ヴァーサ』(日本名:『ティーダ』)は2つ星に終わっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る