シャープ、スマートフォン市場に本格的に参入へ

自動車 テクノロジー ネット
シャープ 執行役員 情報通信事業統括 大畠昌巳氏 シャープ 執行役員 情報通信事業統括 大畠昌巳氏
シャープ 執行役員 情報通信事業統括 大畠昌巳氏 シャープ 執行役員 情報通信事業統括 大畠昌巳氏 全 8 枚 拡大写真

 シャープは15日、「スマートフォン事業説明会」を実施した。同社はスマートフォン戦略の方針として、「ラインアップの早期拡大」「国内仕様・サービスの取り込み」「3Dエンターテイメントを、端末・コンテンツの両面で展開」の3つを掲げた。2、3年以内に国内向けスマートフォンの販売台数500万台を達成していくという。さらにシェアは携帯電話と同等(30%)かそれ以上のシェアを獲得していく意向を示した。

【画像全8枚】

 「シャープは多様化するスマートフォン市場に対して、本格的に参入する」と執行役員 情報通信事業統括 大畠昌巳氏は、同社のスマートフォン戦略について語り、前述の3つの方針を説明した。大畠氏は、野村総研によるスマートフォンとフィーチャーフォンの販売台数・契約者数の予測データを紹介。フィーチャーフォンの販売台数が横ばいとなる中で、スマートフォンの比率は急速に高まり、販売比率は2010年の10.6%から2011年にかけて18%まで上昇するというデータを引き合いに出し、「弊社は今後もっとスマートフォンへのシフトが進むのではないかと考えている」との見方を示した。

 同社製のスマートフォンのラインアップは、「IS03」や、「LYNX SH-03C」「GALAPAGOS 003SH」など5機種。大畠氏は、「スマートフォンはこれまで最新の端末というイメージがある一方で、携帯電話に当然搭載されている機能に対応していないため乗換をためらっているユーザーもいた」と述べ、「おサイフケータイなど国内サービスに対応することが、スマートフォンの国内展開でのポイントになる」(大畠氏)として、高機能カメラやワンセグ、赤外線通信の搭載に触れた。さらにエンターテイメント機能として同社独自の視差バリア方式の3D画像・動画にも積極的に対応したとしている。

 そのほかのスマートフォン普及の試みとしては、3D画像・動画を一般公募するコンテストを12月から開始すると説明。3D作品を一般ユーザーから募ることで3Dスマートフォンに対する認知度の向上を狙うという。さらに12月に開設予定のエンターテイメントコンテンツストア「TSUTAYA GALAPAGOS」では電子書籍3万点を提供。来春には映画や音楽も提供される予定。さらに将来的に3Dコンテンツも提供していくという。同社のスマートフォンは2011年春に対応予定。さらにコンテンツの購入・視聴はスマートフォンやAQUOSからも行えるような環境を整備するといい、スマートフォンのラインアップを充実させるとともに、AQUOSとの連携も強化していくとした。さらに医療や教育、EコマースなどB2Bのコンテンツ・サービスも提供予定だという。

 また海外市場に向けたスマートフォン戦略として、先週から中国市場にて販売開始されたフルタッチスマートフォン「SH8128U」「SH8118U」の2機種に触れた。将来的に3Dスマートフォンの海外展開も視野に入れるという。また海外市場で展開されるスマートフォンの対応OSについては、Android OSにしばられず、現地のキャリアと協議のうえ最適なOSを採用するとした。

「シャープはスマートフォン市場に本格的に参入する」……スマートフォン事業説明会

《RBB TODAY@RBBTODAY》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『スカイライン』新型が12月公開へ! 開発期間を半減、“日産復活の象徴”はどうなる?
  2. トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発エンジン搭載のHEVに…土曜ニュースランキング
  3. ボルボ『XC40』が表情一新、AIアシスタント「Gemini」搭載と安全技術を強化…欧州発表
  4. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
  5. 【BYD ラッコ 新型試乗】1週間、日常使いをしてわかった「2つのメリット」と「3つの課題」…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. タイ矢崎電線のアルミ新工場がタイに完成、生産量3倍に増強…送配電網・自動車向けに対応
  3. ボッシュ、大型商用車事業の売上倍増へ…IAA TRANSPORTATION 2026
  4. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  5. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
ランキングをもっと見る