ダイムラーは18日、次期メルセデスベンツ『SLK』に採用する安全装備の一部を公表した。
次期型には、「アテンションアシスト」と「アダプティブブレーキ」を標準装備。アテンションアシストは、衝突を回避するようドライバーに警告を発するシステム。アダプティブブレーキは、坂道で停車したり信号待ちの際、ブレーキペダルから足を放しても、車両を停止させておけるシステムだ。
またオプションで、「ディストロニックプラス」や「プレセフブレーキ」などを用意。ディストロニックプラスは、高速道路などで前車との安全な車間を維持し続け、プレセフブレーキは、追突事故が避けられないと判断すると自動でブレーキをかけてくれる。
このほか、ヘッドエアバッグや「ネックプロ」と呼ばれるアクティブヘッドレストを新開発。安全性能の追求を第一に置いてきたメルセデスベンツらしいセーフティシステムが、次期SLKに採用される。
また今回、ダイムラーは次期SLKのワールドプレミアを、「2011年1月」と公表。デトロイトモーターショーでのデビューが、ほぼ確実になった。