マツダは25日、『プレマシー』と『ビアンテ』の燃料ポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2009年6月29日~10年4月28日に製作された2万8238台。
燃料タンク製造工程で、機密性確認のための水没検査後の水分除去が不十分なため、燃料ポンプのコネクタ内部に水が残留し、コネクタ端子が腐食して折損し、燃料ポンプが作動しなくなって走行中にエンジンが停止、再始動できなくなるおそれがある。
全車両、コネクタを点検し、コネクタ内部に水が付着しているものと端子部にさびが発生しているものはハーネスを補修するとともに、燃料ポンプボデーを新品と交換する。
不具合発生件数は78件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。