【トヨタ ラクティス 新型発表】ファミリー、女性、あらゆるユーザーに
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「独身よりも、ファミリーです。ひとり1台というよりも、その家庭のファーストカーとして、家族で使ってもらえるような方をターゲットとしています。年齢層も、まだ生まれたばかりの赤ちゃんがいるようなヤングファミリーから、年配の方まで、あらゆる人に乗ってもらえるクルマです」。
また、今回の新型では女性を意識して、「レピス」というグレードを設定している。「ラクティスの登録は男性が多いものの、実際には奥さんが使うケースが多い。そういったアットホームな家庭では、クルマの購入に際しても、奥さんの意見が大きいのです」。
レピスの開発にあたっては、社内でも女性の意見を尊重し進めたという。「シンプルでさりげないおしゃれというのが狙いです。女性から見るとシンプルで柔らかい感じのフロントマスクの方が良いと、シンプルでクリーン、少しおしゃれな感じに仕上げました」。
通常のモデルでの社内でのデザイン評価は特に男性で高く、女性の方が少し低かったという。「それは少し力強さがフロントに表れているからだろうと思います。そこでレピスは少し柔らかく仕上げました。でも、個人的には「Gグレード」のしっかりした力強いフロントマスクの方が好きですけど」と笑った。
内田俊一
内田俊一（うちだしゅんいち） 日本自動車ジャーナリスト協会（AJAJ）会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。
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