【新聞ウォッチ】今年の話題商品「スマートフォン」1位、エコカーは番外

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リーフはロサンゼルスモーターショーでも既に完成車を披露している
リーフはロサンゼルスモーターショーでも既に完成車を披露している 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2010年11月26日付

●北米人気車種、日本でも発売、トヨタ(読売・10面)

●ジャパン携帯海外再挑戦、スマートフォン普及旧契機に(読売・10面)

●電子書籍端末、ソニー来月発売(読売・10面)

●ユニクロ柳井氏、報酬3億円(読売・10面)

●ゆうパック汚名返上作戦,バイト増強、全員に端末、再び混乱なら経営責任問題(朝日・7面)

●日産リーフの燃費、プリウスの2倍、GMボルトも低燃費、米環境保護局が認定(朝日・12面)

●今年の話題・注目商品、1位スマートフォン、2位はツイッター(毎日・7面)

●シボレー生産、スズキが終了(毎日・7面)

●シートベルトにエアバッグ内蔵、レクサスに搭載(東京・8面)

●エコポイント駆け込み過熱、来月、量販店値下げも(日経・3面)

●住友化学、合成ゴム、シンガポールに新工場、低燃費タイヤ向け(日経・9面)

●ホンダ、ハイブリッド比率2割強、ワゴンとミニバン投入、来年度、5車種体制に(日経・11面)

●いすゞ・ダイハツそろって年初来高値(日経・15面)

ひとくちコメント

電通総研が消費者が選ぶ「2010年の話題・注目商品ランキング」を発表した。きょうの各紙が取り上げているが、1位には、「スマートフォン」(高機能携帯電話)が選ばれた。2位は簡易投稿サイト「ツイッター」、3位は「食べるラー油」だった。羽田空港国際化(6位)、東京スカイツリー(7位)、ワールドカップ南アフリカ大会(9位)、LED電球(10位)などもベストテン入りしている。

一方、三井住友銀行系のSMBCコンサルティングも「2010年ヒット商品番付」を発表したが、横綱は2年ぶりに「該当なし」。ただ、そこでも東の大関は「スマートフォン」、西の大関に「食べるラー油」が選ばれた。

電通総研の昨年(09年)の調査では、環境志向や低価格志向の高まりで、「ハイブリッドカー」が1位、電気自動車(EV)も8位にランクインしたが、今年は、エコポイント・エコ減税関連商品が8位となったものの、補助金特需で大騒ぎしたエコカー関連は番外だった。

また、2011年の消費キーワードを「利己的スマート」と命名しているが、ここでは東京スカイツリー、LED電球とともに、EVもトップ3にノミネートされている。そのEVでは、日産自動車が12月3日に待望の『リーフ』を発表する予定だが、きょうの各紙には、燃費は「プリウスの2倍、GMボルトよりも低燃費」という、米環境保護局の認定結果を報じている。

すでに、リーフは完成車のモデルも東京・銀座の日産ギャラリーなどに展示しており丸裸状態。3日の発表披露会で志賀俊之COOがリーフの何を披露するのかも気になるところだ。

《福田俊之》

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