スズキが発表した四輪車の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比15.0%増の24万9766台となり、10月としては過去最高となった。海外生産が特に好調で12か月連続で前年を上回った。
国内生産はエコカー補助金終了による国内需要の落ち込み影響から同0.3%減の8万4752台と微減。10か月ぶりに前年割れとなった。
海外生産は同24.8%増の16万5014台と16か月連続でプラスとなった。インドが好調で、単月で過去最高となった。
国内販売は同12.8%減の4万5541台と、7か月ぶりにマイナス。特に軽自動車が同13.3%減と低迷した。軽自動車シェアは36.6%で、前年同月と比べて1.2ポイントアップした。
輸出は同65.9%増の2万3662台と好調だった。欧州、中南米向けが伸びた。