東芝、モンゴルでのレアアースなど資源開発で合意

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東芝は、モンゴル国のMNFCCと、モンゴルでのウラン、レアアース、レアメタルなどの鉱物資源開発、社会インフラ整備での協力を検討することで合意し、覚書を締結した。

MNFCCは、資源開発、エネルギー、社会インフラ整備に関する官民協力プログラムを実施する組織として今年9月に設立された。

菅直人首相は11月19日、モンゴルのエルベグドルジ大統領と会談し、戦略的パートナーシップ構築に向けた共同声明を発表、モンゴルの鉱物資源開発で互恵的関係の構築を戦略的に推進していくことを確認した。

モンゴルは、ハイブリッドカーのモータなどに必要なレアアースやレアメタルの埋蔵が見込まれている。中国政府のレアメタルの輸出制限を受けて、中国以外からの調達が大きな課題となっており、豪州やモンゴルからの調達が有力視されている。

東芝は、モンゴルの官民協力プログラムでモンゴル政府に対し資源開発やエネルギー、社会インフラ整備を提言するMNFCCと互恵的協力関係構築に向けた協力を推進する。

今後のモンゴルの経済発展に重要となる火力、原子力、太陽光発電、電力系統を含む社会インフラ整備の可能性を検討するとともに、鉱物資源開発の安定供給確保に向けた取り組みを進める方針だ。

《レスポンス編集部》

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