IHIエアロスペース、衛星用などエンジン4基を受注

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IHIは、子会社のIHIエアロスペースが米国ロッキード・マーチン社から通信衛星「Vinasat-2」に搭載される衛星用を含め計4台のエンジンを受注した。

Vinasat-2は、ベトナム2基目の衛星として2012年に打ち上げを予定している。ベトナム郵便通信グループが運営する。今回の受注で海外向け衛星用エンジンの受注は累計で100台の大台にのった。

今回受注した衛星用エンジンは、IHIエアロが2000年に独自開発した。推力450ニュートン、比推力329秒と世界最高性能で、燃料はヒドラジン、酸化剤には四酸化二窒素を使用する。衛星用エンジンは、比推力が高くなると燃費が向上することから、このエンジンは衛星の軽量化や衛星の長期間の運用に役立つ。

IHIエアロの海外向け衛星用エンジンは2001年の初フライト以降、順調に納入実績を重ねており、今回の受注もこれまでの実績、性能、高信頼性が認められたとしている。

今後、IHIエアロは,衛星の打ち上げ需要が旺盛な欧米を中心に、海外での事業拡大を目指して積極的な受注活動を展開していく。

《レスポンス編集部》

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