日本駐車場開発が発表した2010年8〜10月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比24.9%減の2億2500万円と減益だった。
売上高は同4.3%増の19億4100万円と増収で、過去最高となった。駐車場事業では、商業施設やオフィスビルの不動産オーナーが収益面で厳しい環境だったため、施設内に設置された駐車場に対する収益化需要が堅調に推移した。また、新規契約や運営物件も順調に増加した。
損益ではスキー場事業の損益が悪化、経常利益は同36.4%減の1億7600万円だった。当期純利益は、前年同期に特別損失を計上した反動で同13.7%増の6400万円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。