神戸製鋼所とインド最大の鉄鋼会社が提携へ 交渉開始

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神戸製鋼所は、インドの国営製鉄会社スチール・オーソリティ・オブ・インディア(SAIL)と包括的な提携に向けて交渉を開始すると発表した。

インドと周辺地域での鉄鋼業、鉄鋼関連事業で協力・協業できる技術・プロジェクトなどを共同で検討することで合意した。今後は両社で専門チームを立上げて、プロジェクトの具体化に向けて検討する。

神戸製鋼とSAILは、神戸製鋼が保有する「ITmk3技術」を活用した共同事業について事業化の検討をすでに進めている。今回、この関係を更に発展させることで両社の認識が一致、包括的な関係構築に向けて、両社が協力・協業を進めていく製品・技術・プロジェクトについて検討することにした。

経済発展が続くインドでは、自動車需要が急増しており、自動車メーカー各社が生産能力を増強している。神戸製鋼は、成長著しいインド市場と周辺の地域で、自動車向けの高級鋼や鉄鋼製品の需要が増加することを見込んでおり、両社が協力して需要を取り込んでいく方針だ。

SAILはインド最大の鉄鋼会社で、自社で多くの鉄鉱山、石炭鉱山を保有する強みがある。神戸製鋼の持つ高付加価値鉄鋼製品製造技術、鉄鋼原料処理や鉄源分野での技術と組み合わせることで競争力の高い製品を供給する体制を構築していく構え。

《レスポンス編集部》

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