BMWグループ米国販売、3、5シリーズが好調…11月実績

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BMWオブノースアメリカは1日、11月の米国新車販売の結果を発表した。BMWとMINIの両ブランド合計で、2万2883台を販売。前年同月比は27.1%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

BMWブランドは、前年同月比30.2%増の2万0097台を販売。その内訳は、乗用車系が33.7%増の1万6009台、ライトトラック系(SAV=スポーツ・アクティビティ・ビークル)が17.9%増の4088台だ。

乗用車系では、主力車種の『3シリーズ』が前年同月比36.6%増の8928台と、3か月連続の前年実績超え。セダンが新型に切り替わった『5シリーズ』も、58%増の5042台と、2か月連続でプラスとなった。

また『1シリーズ』も、前年同月比40.7%増の1019台と2か月連続のプラスを維持。しかし、『Z4』は49.5%減の167台、『7シリーズ』は23.2%減の803台と失速した。

SAVでは、マイナーチェンジを受けた『X5』が、前年同月比24%増の3436台と、引き続き好調。『X6』も30.8%増の561台を売り上げた。しかし、新型投入を控えた『X3』は66%減の91台にとどまった。

MINIブランドは、前年同月比8.7%増の2786台と回復。ハッチバックの『MINIクーパー/クーパーS』が、25.1%増の2030台と売り上げを伸ばした。

BMWグループの今年1‐11月米国新車販売は、前年同期比9.3%増の23万8157台。BMWオブノースアメリカのジム・オドネル社長は、「11月はX5やX6をはじめ、新型5シリーズセダンに追加した4WDの人気が高かった」とコメントしている。

《森脇稔》

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