スズキのインド子会社、マルチスズキは1日、11月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は11万2554台で、前年同月比は28.2%増。3割近い伸びが続く。
11万2554台の販売台数の内訳は、インド国内が前年同月比34.2%増の10万2503台と、2か月連続で月間10万台超えを達成。輸出は12.2%減の1万0051台だ。
車種別では、主力のA2セグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』が、トータル7万4063台を販売。前年同月比は、32.2%増を記録した。
A2セグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『バーサ』『イーコ』が、前年同月比76.5%増の1万4686台を販売。A2セグメントの上のA3セグメントでは、『SX4』『デザイア』が27.2%増の1万1115台を売り上げる。
マルチスズキの今年4〜11月累計販売は、前年同期比28.2%増の82万8440台。このペースで行けば、2009年度の101万8365台を上回るのはほぼ確実だ。