三洋電機、HIT太陽電池を欧州で発売…世界トップのセル変換効率

自動車 ビジネス 海外マーケット

三洋電機は3日、セル変換効率21.6%の「HIT太陽電池Nシリーズ」を2011年2月から欧州市場に投入すると発表した。

今回量産開始するモデルは、三洋電機の高変換効率太陽電池のHIT太陽電池Nシリーズを高効率化したモデルで、太陽電池セルの変換効率は世界トップ。セル変換効率21.1%の太陽電池モジュールのHIT接合部などの最適化で0.5ポイントの高効率化を実現した。

高効率のセルと、新タブデザイン、ARコートガラスを採用することで、モジュール変換効率で19.0%を達成した。高効率化によって限られた設置面積でもより多くの発電量を得られる。製品は欧州で来年2月から発売する予定。

HIT太陽電池は、変換効率が高く、温度特性に優れ、一般的な結晶系シリコン太陽電池と比べ高温時の出力の低下が少なく、設置面積あたりの年間予測発電量が約44%向上する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  5. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る