ソフトバンクモバイル、複数基地局協調の通信システムを実証実験

自動車 ビジネス 企業動向

ソフトバンクモバイルは、隣接する基地局が協調制御して移動局と送受信を行う「複数基地局協調伝送方式」の無線通信システムの実験試験局の予備免許を、2日に取得したと発表した。今後、東京都内でフィールド実証試験を開始する。

複数基地局協調伝送技術は、隣接する基地局が協調して移動局と送受信を行うことで、干渉を受けやすいセル間の境界での伝送速度(スループット)を向上させる技術。次世代の移動通信システムの規格LTE-アドバンスド」を実現する技術として3GPPの標準化に向けた検討が進められている。

実証実験は、免許の交付を受けてから2012年12月31日まで実施する。基地局間のデータを同時送信するための同期精度とセル境界でのスループットの改善効果を固定ネットワーク側の伝送路として伝送品質が安定しているイントラネットと安価なインターネットを使用して評価する。実験周波数は3.3GHzで、基地局は2局で実験を行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  2. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  3. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  4. VW『ゴルフ』改良新型、新PHEVはEVモード143kmに拡大…欧州受注スタート
  5. 街乗りでも効果絶大! アライメント調整で車の走行性能をアップさせる方法~カスタムHOW TO~
  6. トヨタ紡織が「FCアシスト自転車」など、カーボンニュートラルに向けた製品・技術を展示へ…くるまのテクノロジー展2024
  7. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  8. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
  9. 生誕50周年、シトロエン『CX』が全国から集まる! 日本シトロエンクラブが記念ミーティング
  10. モビリティの進化に対応した“つなぐ”提案から、より積極的に共創型ビジネスを打ち出す矢崎総業…人とくるまのテクノロジー展2024出展の見どころは?PR
ランキングをもっと見る