【スバル レガシィ アイサイト 試乗】安心感が違う…岩貞るみこ

試乗記 国産車
レガシィ アイサイト(写真はアウトバック3.6R)
レガシィ アイサイト(写真はアウトバック3.6R) 全 6 枚 拡大写真

自動安全系に技術は賛否両論。頼ったらどうするんだ、という議論は尽きないけれど、でも昨今の状況、おぼれている人に泳ぎ方を教えましょうよというのは、あなた、それちょっとどうよ、と思うのである。

【画像全6枚】

ふたつのカメラが目の代わり。安いうえにレーザーでは苦手な自転車の認識までできるのが、カメラのいいところである。ちなみに霧や大雨は厳しいと技術者は言っていたけれど、箱根の大雨&霧の日にクルーズコントロール機能にして、無灯火で走る黒いワンボックスを追いかけてみたけれど、かなりいい感じでキャッチしていた。これなら十分だろう。

アイサイト、最初は半信半疑で一般道に持ち込んだ。たしかに渋滞機能は「もう少し加速の反応がよければなあ」と思わないでもないけれど、2時間、3時間、一週間と乗ってみて、結論として感じるのは安心感が違う、ということだ。いざというときはクルマが警告し、さらには止まってくれるという安心感。じゃ、ドライバーは頼ってしまうのかといえばとんでもない。最終的なブレーキは、ほんっとにギリギリなところでかけるので、よほどの度胸がなければこれに頼ろうなんて気は起きないのだ。断言できる。

ブレーキ機能もさながら、私が評価したい(欲しい)のは、誤発進を制御する機能。いわゆるペダルの踏み間違い、もしくはセレクトレバーの間違いで、壁に向かって突進していくのをエンジンのパワーダウンしてくれるヤツ。いいなあ、これ。私が高齢者の仲間入りをするまでに、ぜひ、後ろ向きの制御も市販化していただきたいです。

■5つ星評価
オススメ度:★★★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/エッセイスト
女性誌や一般誌を中心に活動。イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に精力的に取材中するほか、最近はノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。JAF理事。チャイルドシート指導員。国土交通省 安全基準検討会検討員他、委員を兼任。

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI」「ハチ公物語」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。2024年6月に最新刊「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」を上梓(すべて講談社)。

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