舗装したのに大雨で陥没、知らずに通過のクルマ小破

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3日午前5時30分ごろ、滋賀県湖南市内の市道で道路が陥没。走行中のクルマ1台が小破し、乗員2人が軽傷を負う事故が起きた。前日まで舗装工事が行われていたが、その後に降った大雨の影響で地盤が沈下したものとみられている。

滋賀県警・甲賀署によると、現場では滋賀国道事務所が担当する国道1号バイパス(栗東水口道路)の高架橋脚設置工事が行われていた。配水管埋設のための掘削作業を2日までに行い、同日の夕方にはアスファルトで埋め戻しをしていたという。

陥没は市道の中心部で起こり、長さ約1.5m、幅約5.5m、陥没部分の深さは最大で約30mとなっていた。これに気がつかないで進行したクルマ3台が被害を受け、減速しないまま陥没箇所に進入した軽乗用車は小破。運転していた46歳の男性と、助手席に同乗していた60歳の男性が天井に頭を打ちつけ、打撲などの軽傷を負った。他の2台の運転者からは被害の報告は入っていない。

現場は湖南市石部緑台付近。警察では2日夜から降り出した大雨で工事箇所の地盤が緩み、そのまま沈下したものとみて、国道事務所の関係者と工事業者から事情を聞いている。

《石田真一》

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