インド新車販売21%増、タタは急減速…11月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
ナノ
ナノ 全 2 枚 拡大写真

インド自動車工業会は8日、インド国内の11月新車セールスの結果をまとめた。商用車を含めた全販売台数は、25万1191台。前年同月比は21%増と、17か月連続で2桁増を達成した。

全販売台数のうち、乗用車は前年同月比22%増の20万2877台。今年7月以来、5か月連続で20万台超えが続いている。

乗用車のメーカー別販売では、スズキのインド子会社、マルチスズキが前年同月比34.2%増の10万2503台と、2か月連続で月間10万台超えを達成。主力のA2セグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A‐スター』が、トータル7万4063台を販売し、前年同月比は32.2%増と大きく伸びた。

2位はヒュンダイで、3万1540台を販売。前年同月比は12%増と好調だ。A2セグメントの『サントロ』『i10』『i20』をはじめ、A3セグメントの『アクセント』や『ヴェルナ』が人気を集める。

地元インド財閥系のタタは、前年同月比28%減の1万6365台と急減速。これは超低価格車の『ナノ』が、事実上のリコールと値上げの影響で、26%減の509台にとどまった影響だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る