米国リピーター調査、ホンダとフォードがトップ…JDパワー

自動車 ビジネス 海外マーケット
パイロット
パイロット 全 6 枚 拡大写真

米国で新車購入時に、従来と同じブランドを選ぶ割合は、ホンダとフォードがトップ。こんなデータが明らかになった。

これは米国に本拠を置くJDパワー&アソシエイツ社が、9日に公表した「2010顧客防衛率調査」から明らかになったもの。同調査は今年で8回目。2010年モデルの新車を今年2‐5月に購入した顧客を対象に、8‐10月に調査を行い、12万3600人から回答を得た。

顧客が従来と同ブランドを選んだ割合が高いブランドのランキングは以下の通り。

ブランド名:リピート率
1. フォード/ホンダ:62%
2. ヒュンダイ/レクサス/トヨタ:60%
3. メルセデスベンツ:59%
4. キア:58%
5. スバル:57%
6. 日産:54%
7. BMW:53%
8. シボレー:52%
9. アウディ:46%
10. リンカーン/ラム:45%
11. キャデラック:44%
12. アキュラ/GMC:43%
13. ランドローバー/VW:41%
14. ポルシェ:39%
15. マツダ:37%
16. インフィニティ/MINI:35%
17. ジープ:34%
18. ボルボ:32%
19. スズキ:31%
20. マーキュリー:28%
21. ビュイック/三菱:27%
22. サイオン:25%
23. クライスラー:24%
24. ダッジ:22%
25. ジャガー:16%
26. サーブ:4%
※平均は48%なので、8位のシボレーから上位が平均を上回るリピート率。

1位のフォードとホンダは、6割を超えるリピート率を確保。とくにフォードは『エッジ』、『Fシリーズ』、『フュージョン』が、ホンダは『アコード』(日本名:『インスパイア』、『CR-V』、『パイロット』が、リピート率が高かった。フォードは運転する楽しさやスタイリング、ホンダはリセールバリューや安全性を評価する顧客が目立つという。

韓国勢の躍進も注目に値する。2位のヒュンダイはレクサス/トヨタの両ブランドとタイ。4位のキアは前回調査よりも21ポイントもリピート率を高め、58%を達成した。

JDパワーは、「リセールバリューの高さよりも、運転して楽しい車であることを重視する顧客が増えてきた」と、最近の傾向を分析している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る