シングルナンバーが歴史を語る…高雄サンデーミーティング

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39th高雄サンデーミーティング会場風景
39th高雄サンデーミーティング会場風景 全 12 枚 拡大写真

年内最後の高雄サンデーミーティングが嵐山・高雄パークウエイの小倉山展望駐車場にて12日に開催された。主催は高雄サンデーミーティング事務局。

今回のテーマはシングルナンバー。シングルナンバーというのは、昭和40年代中期までに登録され、かつ、そのナンバーの分類番号(地名の右側にある数字で現在は3ケタ)が当時のまま、ひとけたの車両を指す。当時のナンバーがそのまま継続されているというのは非常に希少であるが、京都やその周辺地域には意外と残っており、今回は8台ものクルマが集まった。

当然それぞれのクルマには明確なヒストリーが残っており、新車当時、どのようなオーナーが持っていたのか、その後、どういう経緯で現在のオーナーのもとにやってきたのかなどが紹介されると、会場からはどよめきとともに賞賛の拍手が送られた。特に、その中の1台は、新車当時、現在のオーナーのお父様が購入され、一時別のオーナーの手に渡ったものの、その後、その御子息である現オーナーのもとに帰って来たというドラマチックなヒストリーの持ち主であった。

次回のミーティングは、1月と2月はお休みとなるので、3月13日に開催される。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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