クライスラーグループは15日、『タウン&カントリー』(日本名:『グランドボイジャー』)とその兄弟車、ダッジ『キャラバン』/『グランドキャラバン』をリコール(回収・無償修理)すると発表した。
今回のリコールは、エアコンやヒーターのベンチレーションの不具合が要因。最悪の場合、エアバッグの展開モジュールに損傷を与え、衝突事故以外の通常の使用状態で、エアバッグが誤って作動する恐れがあるという。
対象となるのは、2008年モデルの約36万7350台。同社は2011年2月から、全米の販売店で改修作業に着手する予定だ。なお、日本仕様のグランドボイジャーに関しては、現時点でリコールの発表は行われていない。