環境税、初年度はガソリン1リットルあたり0.25円に

自動車 社会 行政

政府は16日、2011年度税制改正大綱を閣議決定した。

このうち地球温暖化対策税については、現行石油石炭税を増税し、地球温暖化対策のための課税の特例を設ける形で創設することを盛り込んだ。上乗せ税率は、ガソリン・軽油1リットル当たり0.76円で、来年10月からはそのうち0.25円を増税し、3年半かけて段階的に税率を引き上げる。

1リットル当たりの税率は2011年10月が0.25円、2013年4月に0.50円、2015年4月に0.76円となる。

ガソリン・軽油に対する免税・還付措置は設けられず、燃料の生産・流通コストの削減や供給の安定化、物流・交通の省エネ化のための方策、過疎・寒冷地に配慮した支援策を実施する。

税収は経済産業省と環境省が所管するエネルギー特別会計に繰り入れられ、そこから支援策が支出される。

ガソリン・軽油の旧暫定税率については、厳しい財政事情や地球温暖化対策の観点から、来年度は現行税率を維持する。

営業用トラック、バスに対する運輸事業振興助成交付金は継続する。

《レスポンス編集部》

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