【トヨタ ヴィッツ 新型発表】17色のカラーバリエーション

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ヴィッツ新型(チェリーパールクリスタルシャイン)
ヴィッツ新型(チェリーパールクリスタルシャイン) 全 6 枚 拡大写真

3代目トヨタ『ヴィッツ』がデビューした。このモデルは17色もの多彩なカラーバリエーションを誇っており、トヨタとしてもこれだけのカラーバリエーションを持つのは初めてではないかとデザイン本部デザイン開発部カラーデザイン室の大槻香奈さんはいう。

なぜ、これだけのカラーバリエーションを持つことにしたのか。大槻さんはまずこのモデルについて「グローバル車種で、かつ、ダウンサイジングの流れから幅広い方々に購入検討してもらえるのではないかと思っています」という。そこで、「幅広いユーザーに受け入れてもらいたいと考えたのです。定番色はもちろん、ピンク系、赤系の色にもバリエーションを持たせて選べる喜びというのを考えてデザインしました」。

新型のグレード設定は「これまでのヒエラルキー的なグレード設定ではなく、ヴィッツの中を4つの方向に分け、幅広いユーザーに応えるというのがあります」。そこで、カラーバリエーションも、「可愛らしさ、愛らしさの方向や、走りの方向、そして、上質さの方向とそれぞれ別の方向に振り分けて色を作りました」。

新規開発の色は3色あり、大槻さんは、「チェリーパールクリスタルシャインは、女性のコスメティックスやエナメルの靴などのファッションアイテムからインスピレーションを得ました。大人の女性だからこそ乗ってもらいたいピンクを考えました」。

RS専用色のターコイズマイカメタリックは、「旧来のスポーツ定番の赤や黄色ではなく、ちょっとひねりの効いた大人のスポーティさというのを考えました」。

大槻さんの一番の思い入れがあるジンバックメタリックは、「カクテルのジンバックからインスピレーションを得て、色味を押さえた大人の遊び心のあるシルバーに挑戦しました」という。「どちらかというとジェンダレスな色相で打ち出しをしているのも新たな挑戦でした」。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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