二輪車買取「バイク王」の運営会社「アイケイコーポレーション」(加藤義博社長)は13日、インターネットの広告掲載についての改善策を発表した。
インターネットの広告サイト上で、同社が所有する複数の買取ブランドを使って買取価格を競っているかのように見せているという新聞報道を受けたもの。朝日新聞など複数のメディアが報じた。
同社は、この件について内部調査委員会を設置。広告サイト上に掲載していた「複数社に一括査定」などの表現が利用者に誤解を与える可能性があった、と認めた。
また、調査委員会は広告物に関するチェック体制と社内のコンプライアンス意識の徹底に課題があると指摘した。
同社は再発防止策として、チェック体制の強化を目的に法務コンプライアンス室を新設。担当者を配置し、徹底を図る。コーポレート・ガバナンス体制強化のため社外取締役も新たに選任する。
「広告宣伝活動はユーザー目線に立った活動を最優先で実施する」とした。