クライスラーグループのジープは、今年のデトロイトモーターショーにおいて、ブランド誕生70周年にフォーカスを当てた展示を行った。
ジープは1941年、ウィリス『ジープ』として登場したモデルがルーツ。同車はもともと、米軍用の車両として開発された。ジープ各車が現在でも、オフロード性能に重点を置いているのは、同ブランドの伝統でもある。
2011年は、ジープブランド誕生70周年に当たるため、クライスラーグループはジープ各車に70周年記念車を設定し、10日に開幕したデトロイトモーターショーで初公開。『コンパス』、『グランドチェロキー』、『リバティ』(日本名:『チェロキー』)、『パトリオット』、『ラングラー』と、特別な5台のフルラインナップがステージ上に揃えられた。
ジープブランドのマイク・マンレー社長兼CEOは、「1941年の誕生以来、ジープだけのオフロードプレジャーを提供してきた。これらの記念モデルはブランドの70年の歴史に敬意を払うもの」とコメントしている。