【デトロイトモーターショー11】GMがPHV拡大宣言、キャデラックにも

自動車 ニューモデル モーターショー
アカーソンCEO
アカーソンCEO 全 3 枚 拡大写真
GM初のプラグインハイブリッド車(PHV)として、2010年末に米国で発売されたシボレー『ボルト』。GMはPHVの車種ラインナップを、さらに強化する戦略だ。

これは10日に開幕したデトロイトモーターショーにおいて、GMのダン・アカーソンCEOが複数のメディアの取材に対して述べたもの。同CEOは「ボルトと同じシステムを載せたMPVを発売する」と宣言したのだ。

このMPVは、GMが2010年4月の北京モーターショーに出品した『ボルトMPV5コンセプト』の市販版と見られ、ボルトと同様、モーター走行を基本に発電専用のエンジンを搭載した「航続距離延長型EV」になる。

さらにアカーソンCEOは、GMが開発中の2モードプラグインハイブリッドシステムにも言及。「このシステムをキャデラック『SRX』にも採用する」と語ったという。

今回のデトロイトモーターショーでは、トヨタが『プリウス』の派生2車種を初公開。GMもこれに負けじと、ボルトシリーズとPHVの車種ラインナップ拡大に打って出る構えのようだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る